不便を楽しむのがキャンプと言われていますが、最近は快適性を重視するキャンプスタイルが流行っています。
グランピング遜色ないインテリアに、ポータブル電源を使ったキャンプスタイルはまるでお家です。
快適性をググッと高めるスタイルに共通しているのがお座敷スペースを作るということ。
今回は注目されにくい縁の下の力持ちであるシートについてご紹介していきます。
実はこれ、ただのシートではなく細かいところまで配慮されて作られたキャンプギアなんです。
今回は、カマボコテントではなく、サバティカルのスカイパイロットTCに組み合わせてみました。
キャンプで靴を脱いでみよう
日本は高湿度の国。
ジメジメした気候は、どうしても不快になりますよね。
足も同じで、靴を長時間履いていると湿気や汗でジメジメしてきます。
特にキャンプでは長時間靴を脱がないだけでなく、山奥や湖畔など、湿度が高いロケーションで行うため、気がつかないうちに足の不快感が溜まっています。
また、長い時間足を高湿の状態で放置すると、水虫や臭いの原因となります。
なので、キャンプにおいても靴を脱げる環境を整えることは、気持ちいだけでなく自らを守ることにもつながります。
最近はお座敷スタイルなどが流行っていますが、靴を脱ぐ時間を増やすだけで快適性がググっと高まりますよ。
カマザシキ
DODの名作シェルターカマボコテント。
このカマボコテントに組み合わせるためのオプションパーツカマザシキ。
概要と私たちがこの商品を選んだ理由をお伝えしていきます。
概要
カマボコテントのリビングスペースをお座敷スタイルにするシート。
足を伸ばして座ったり、寝転んだり、ゆったりとくつろぐことが出来ます。
商品名 | カマザシキS | カマザシキM | カマザシキL |
カラー | ブラウン | ブラウン | ブラウン |
---|---|---|---|
DOD STORE | 4,400円 | 5,500円 | 6,600円 |
サイズ | W210 D120 H13cm | W265 D265 H13cm | W342 D285 H13cm |
収納サイズ | W35 D15 H10cm | W36 D19 H11cm | W39 D19 H14cm |
重量 | 700g | 1.4kg | 1.9kg |
材質 | ポリエステル | ポリエステル | ポリエステル |
最低耐水圧 | 5000mm | 5000mm | 5000mm |
付属品 | キャリーバッグ | キャリーバッグ | キャリーバッグ |
選んだ理由
色々なメーカーでも、同じような商品は出ています。
しかしながら、以下の要素を満たすのはカマザシキだけでした。
・主張をしない色
・フチが立ち上がっている。
・悪天候でも使える耐水性を備えている。
主張をしない色
他のメーカーのシートは緑色や独特な柄のものが多く、サイトのインテリアとして使いにくい印象です。
その点、カマザシキはブラウンと自己主張が弱く、サイトとうまくなじみます。
フチが立ち上がっている
キャンプは屋外で行うもの。
常に土や草などの汚れとの戦いです。
フチが立ち上がっていると、土や草の混入をかなり防ぐことができます。
これがあるだけで、快適度が上昇しますよ!
耐水性
朝起きると、テントが結露しているなんてこと結構多いですよね。
地面に接しているシートは特に湿気の影響を受けやすいです。
また、雨天などで足元が悪い時に使用する時などを考えるとある程度の耐水性が必要となります。
なんと、このカマザシキはコーティング加工によりスキーウェアと同じくらいの撥水性を実現しているのです。
スカイパイロットに組み合わせてみた
サバティカルの大型シェルタースカイパイロットTC。
居室空間が広く、さまざまなレイアウトが楽しめる名作シェルターです。
これにぴったりなのが「カマザシキM」
Sだと小さく、Lだと横幅が長すぎて中央のポールに干渉します。
右半分を土足禁止エリアにし、反対側はカンガルーテントを設置。
足場を用意することで靴を脱いだままテントに入ることができます。
コーティングされたポリエステル生地なので軽く、耐水性も兼ね備えています。
ただし、断熱性はないので、湿気の影響は受けやすいです。
そこで、登場するのが銀マット。
これの上にカマザシキを敷くことで湿気だけでなく、地面のからの熱や凹凸を防ぐことができます。
私たちはこの上にコストコで購入したブランケットを敷き、椅子を置いています。
直接カマザシキの上に、椅子を置くと破けたり穴が開く原因となるため注意が必要です。
そして、フチが立ち上がっていることで、シート上が汚れににくく安心して使うことができるのです。
これが地味にありがたく足元が悪い日も展開できるので、キャンプで一定の快適性を確保できます。
他メーカーも同じようなシートを販売していますが、耐水性が無かったり、小さかったり、柄が派手だったりします。
シート上を動き回るなら
お座敷スタイルであれば靴下でいいですが、椅子を使うと冬場は足が冷えてしまいます。
とは言ってもせっかく靴を脱いだのにまた靴を履き直すのは…
そんなあなたには、ユニクロのスリッパがお勧め。
私の足は甲の幅が広くスリッパが苦手なのですが、このユニクロのルームシューズなら足の幅にぴったり合うので、脱ぎ着しやすいですよ!
SUBUなども流行っていますが、底がしっかりしすぎており個人的には合いませんでした。
まとめ
スカイパイロットに限らず、タープやシェルターなどに組み合わせても良さそうです。
自己主張しすぎない色に優れた性能で快適なキャンプを演出するカマザシキお勧めです!
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