ハードクーラーで有名なYETI。
同じロトモールド成型で作られている高性能のクーラーボックスがコストコに売っているのです。
今回は、コストコ発コスパ最強のハードクーラーをご紹介!
おしゃれなフォルムだけでなく、性能もピカイチなんです。
今回は炎天下に一日放置し、その性能をお伝えしていきます。
真夏のキャンプで使うクーラーボックスをお探しの方に是非オススメしたい商品です!
クーラーボックスについて
熱の仕組み
熱は温度が高いところから低いところに流れます。
冷気が熱い空気に触れてしまうと、あっという間にぬるくなってしまいます。
なので、重要なのはできるだけ空気と触れさせないこと。
つまり、以下の内容が大切になります。
・空気を入り込ませない「気密性」
・熱を遮断する「断熱性」
クーラーボックスの種類
キャンプゼロについて
仕様 | |
容量 | 20 リットル |
モールド製法タイプ | ロトモールド成型 |
最大保冷期間 | 数日間の拡張氷保持 |
外寸サイズ(L× W × H) | 46.99 x 33.02 x 30.48 cm |
内寸サイズ(L× W × H) | 36.83 x 24.13 x 24.89 cm |
重量 | 6.7 kg |
特徴は、分厚い断熱材です。
しかもアウトドアっぽくてオシャレ!!
保冷の基本は気密性と断熱性。
単純に断熱材が分厚ければ厚いほど保冷性能も上昇します。
逆に安いハードクーラーだと、断熱材が薄いため、外気温に影響されやすくなってしまいます。
とはいえ、断熱材が厚くなればその分、内容量は減ってしまいます…(泣)
こればかりは甘んじて受け入れるしかありません。
ロトモールド成型は、溶接や継ぎ目がない平滑な一体成型であり、耐久性に優れている製法です。
そして、これはクーラーボックスの王者「YETI」と同じ製法なんです!
それでいて値段は「YETI」20Lの1/3程度とめちゃくちゃ安いんです!
性能チェック
外見
今回は20Lのものを購入しました。
初めに抱いた感想は、けっこう大きいなということです。
それまで使っていたクーラーボックスと比較してもかなり大きいです。
材質は樹脂でできており、かなり頑丈です。
取っ手の作りも頑丈で、持ち上げると固定化されぐらつきません。
人によっては動きが硬いと感じるかも。
蓋には4箇所飲み物がおけるスペースがあります。
作業スペースとしても使用できます。
20Lということで、結構容量は大きいですが、2lのペットボトルは縦には入らず、横に寝かせる必要があります。
また、右側に栓があり、水などが溜まったとしても簡単に排出できます。
手入れは楽ちんですね。
保冷機能
蓋の内側に伸縮性に優れるゴムパッキンを使用しており、閉めると吸い付くような感覚があります。
ベルトも厚みのあるゴムでできており、耐久性も期待も申し分ありません。
これが内部の気密性を生み出しているようです。
簡単な実験ではありますが、10年以上使用しているクーラーボックス(以後、青箱くん)との性能を比較してみました。
それぞれに凍らせたペットボトル(500ml)を入れて、屋外に放置し経過を観察します。
なお、環境はコンクリート直置きです。
ちなみに、断熱材の厚みはかなり差があります。
外見は古いこの方が若干小さいですが断熱材が薄いぶん容量が大きく25l入ります。
キャンプゼロは20Lということで、5Lも容量が変わってきます。
これもクーラーボックスを選ぶ際の判断基準の一つになりそうですね!
さっそく屋外に放り出し、実験を開始します。
なお、簡単な実験のため、氷と水は同質量のものとして扱っています。
ベランダでは、写真のように日陰になってしまっていたため、駐車場へ移動しました!
3時間経過
5時間経過
ここで一度どれぐらい氷が残ったかを確認してみます。
・750mlの瓶と400mlの容器を用意します。
残りの容量が483g
開始当初が約2,000gだったと仮定すると、10時間で3/4程度の氷が溶け出したことになります。
では、キャンプゼロを見てみましょう。
が…計量器が1,000gまでしか測ることが出来ずエラーとなってしまいました。
ですが、移した水の量が瓶の容量から約600ml程度と、残りは1,300〜1,400gであることが予想されます。
10時間で1/3程度が溶け出したことになります。
この時点で溶け方に大きく差が出ています。
やはり、断熱材が厚く気密性が優れていることが、保冷機能に大きく関わってくるようですね。
それぞれペットボトルに取り出した水を戻した後、一晩外に放置します。
朝、起きて確認(開始から24時間)すると、青箱くんは氷が残っておらず、全て水になっていました。
その一方で、キャンプゼロはまだ氷が181g残っていました。
その後も1時間ごとに様子を見ていましたが、計測を始めてから30時間が経過した時点で氷が消滅したことを確認しました。
結果
断然「キャンプゼロ」の方が保冷性能が優れていました。
しっかりと保冷剤で冷やしたり、ボックススタンドなどを活用すれば二日目も余裕そうです。
炎天下かつコンクリートに直置きで30時間も氷が持つのであれば、どんな条件のキャンプで活躍できそうですね!
購入するためには?
定価でキャンプゼロを購入する手段は、コストコオンライン!
楽天やAmazonでも販売されていますが少し割高です。
コストコの年会費を考慮しつつ、購入先を検討することをお勧めします。
まとめ
悪い点もありますが、2人でキャンプに1日行く程度であれば、気になりません。
キャンプゼロをお伝えしてきました。
おしゃれな見た目だけでなく、性能もピカイチ。
真夏のキャンプで使うクーラーボックスをお探しの方は是非オススメしたい商品です!
私たちは更に塗装して自分好みに仕上げています。
興味があればこちらの記事も是非ご覧ください。
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