最近、調理家電を使用するキャンプが流行っています。
こどももいるし、快適に過ごしたい。
電気の力を使えるポータブル電源がいいと聞いたけど、「W? Wh?」
色々なメーカーが様々なグレードを発売しており、よくわからない。
大きいのは高額すぎるし、安いと使い物にならないのでは?
なんて、ぴったりのポータブル電源を選ぶのは難しいです…。
キャンプで使うポータブル電源選びで失敗したくない、そんなあなたにおすすめなのが「BLUETTI EB55」。
一番の特徴はコンパクトなのに高出力。
1泊2日のキャンプにぴったりのポータブル電源です!
1泊キャンプなら500Whを目安にしよう
キャンプで使う容量はどのくらい?
バッテリー容量は「Wh(ワットアワー、1時間の消費電力)」という単位で表されます。
例えば、消費電力100Wの電気毛布を2時間使いたい場合は200Whのバッテリー容量が必要となります。
キャンプで使う際は以下の基準で、ざっくりと容量を選ぶことをお勧めします。
300Wh | 500Wh | 1,000Wh |
デイキャンプ | 1泊のキャンプ | 2泊以上のキャンプ |
電気が必要になる時間帯は設営後、夕方から寝るまでの間です。
100Wの家電を使う場合、3時間だと物足りません。
500Whあれば、十分電力を使う時間を確保することができます。
キャンプでの使用用途は長時間か高出力
主な使用用途は二択になります。
スマホの充電などはおまけの機能で、実はそれほど重要視しません。
モバイルバッテリーが普及しており、わざわざポータブル電源を買って充電したい人は少ないと思います。
①電気毛布などの低出力の電化製品を長時間使う。
②調理家電などの高出力の電化製品を短時間使う。
主な用途はこの二択だと思います。
①の場合は単純にWhが大きいものが必要になります。
②の場合は、容量よりも定格出力電力が大切になります。
もちろん容量が大きくて定格出力電力が大きいものがベストです。
しかし、機能が優れれば優れるほどポータブル電源のサイズが大きくなり、料金も高額となってしまいます。
キャンプで使用することがメインである場合は、
①500Wh程度のもの
②大きい定格出力のもの
が適していると言えます。
必要以上のスペックのものを買ったとしても、使いきれないのは勿体無いですからね。
500Whの容量を持つポータブル電源は以下の通り。
EB55 (BLUETTI) | ポータブル電源708 (Jackry) | RIVER Max (EcoFlow) | PowerArQ2 (加島商事) | BN-RB62-C (JVCケンウッド) | PowerHouse 512Wh(Anker) | |
---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 537Wh | 708Wh | 576Wh | 500Wh | 626Wh | 512Wh |
定格出力電力 | 700W | 500W | 600W※ | 300W | 500W | 500W |
バッテリー (放電サイクル) | (2,500回) | リン酸鉄系三元系:NCM (500回) | 三元系:NCM (500回) | マンガン系 (500回) | 三元系:NCM (500回) | (3,000回) | リン酸鉄系
重量 | 7.5kg | 6.8kg | 8.0kg | 6.2kg | 6.5kg | 約7.6kg |
大きさ | 縦20.0cm 奥19.9cm | 横27.8cm横29.9cm 縦19.1cm 奥19.0cm | 横28.9cm 縦18.4cm 奥23.5cm | 横26.0cm 縦19.1cm 奥19.5cm | 横30.0cm 縦19.2cm 奥19.3cm | 横29.2cm 縦25.1cm 奥18.8cm |
価格※ | 59,980円 | 84,500円 | 63,800円 | 69,300円 | 79,860円 | 64,900円 |
購入する | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する |
BLUETTI EB55
そこで、今回ご紹介する「BLUETTI EB55」。
この商品は、他社と比べ前述のキャンプに求められる容量と定格出力を兼ね備えたポータブル電源なのです。
概要
仕様 | |
型番 | EB55 |
容量 | 537Wh |
定格出力電力 | 700W |
バッテリー | リン酸鉄系 |
重量 | 7.5Kg |
大きさ | 横27.8cm×縦20cm×奥行19.9cm |
充電温度 | 0〜40℃ |
放電サイクル | 2,500回 |
リン酸鉄系リチウムイオン電池
◯安全性
他社でよく使われているのが「三元系:NCM」と言われるリチウムイオン電池ですが、EB55には耐熱性に優れるリン酸鉄リチウム電池採用しています。
外気温に左右されず、スペック通りの実力を引き出せる特徴があり、三元系よりも安全性や耐久性に優れています。
◯放電サイクル数
100%から0%に放電し、100まで充電することを1サイクルとし、三元系:VCMだと500サイクル程度ですが、リン酸鉄系を採用しているBULUTTIはその5倍、2,500回の放電サイクルを可能にしています。
ポータブル電源の比較について
では、改めて500Wh以上の容量を持つポータブル電源を比較してみましょう。
それぞれメーカーの特色がありますが、定格出力電力に焦点を絞るとBLUETTIのEB55が突出していることがわかります。
EB55 (BLUETTI) | ポータブル電源708 (Jackry) | RIVER Max (EcoFlow) | PowerArQ2 (加島商事) | BN-RB62-C (JVCケンウッド) | PowerHouse 512Wh(Anker) | |
---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 537Wh | 708Wh | 576Wh | 500Wh | 626Wh | 512Wh |
定格出力電力 | 700W | 500W | 600W※ | 300W | 500W | 500W |
バッテリー (放電サイクル) | (2,500回) | リン酸鉄系三元系:NCM (500回) | 三元系:NCM (500回) | マンガン系 (500回) | 三元系:NCM (500回) | (3,000回) | リン酸鉄系
重量 | 7.5kg | 6.8kg | 8.0kg | 6.2kg | 6.5kg | 約7.6kg |
大きさ | 縦20.0cm 奥19.9cm | 横27.8cm横29.9cm 縦19.1cm 奥19.0cm | 横28.9cm 縦18.4cm 奥23.5cm | 横26.0cm 縦19.1cm 奥19.5cm | 横30.0cm 縦19.2cm 奥19.3cm | 横29.2cm 縦25.1cm 奥18.8cm |
価格※ | 59,980円 | 84,500円 | 63,800円 | 69,300円 | 79,860円 | 64,900円 |
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※1 X-Boost:使用機器の消費電力を下げることで最大1200Wまで使用可能にします。
あくまでも、600Wで使えるようにする技術であり、火力が落ちます。ケトルならお湯が沸くのに時間がかかるなどの制約が出てきます。
※2 価格は令和5年1月現在のもの。
500Wではできないことも、700Wならできることがたくさんあります。
キャンプで使いそうな家電製品は以下の通りです。
・ワッフルメーカー
・たこ焼き機
・クッキングプレート
・電気圧力鍋 など
家庭用ではなく、700W以下で商品で探してみると結構ありますよ。
500W以下だと、使える家電は途端に少なくなります。
実際に使ってみた
外観
サイズは少し大きめ。
側面に冷却用ファンがついており、天井部分はワイヤレス充電ポートとなっています。
持ち手がついており、収納時は平面となる工夫がされています。
充給電ポートが全部で6種類、13ポート!
出力も入力も全て製品正面にまとめられているので、同時充電もしやすいインターフェースです、
各出力はボタンでオン/オフを切り替えますので、使わないときの不必要な電力消費を防ぐことができます。
一番の特徴はACポートが700Wまで使用可能ということ。
合算値で700Wなので、2~3種類のコンセントを併用することもできます。
◯液晶
使用電力と残量が見やすいディスプレイ表示。
ただ、消えるのが少し早いです。
◯ライト
背面にはライト機能。電力供給だけでなく、EB55には2段階の明るさ調整と点滅するSOSモードが搭載されています。
キャンプ泊や車中泊のLEDランプ代わりに活用することができますね。
使用例
たこ焼きに挑戦
実際にEB55を冬キャンプで使ってみました。
今回挑戦するのはたこ焼き!
◯条件及び事前テスト
たこ焼き機:650W
当日の気温は3℃
自宅でのテスト(室温20℃)で動作確認済み。
テスト時使用電力:670W
◯結果
使用電力:672W
使用時間:50分(3回焼けました)
液晶上は0%でしたが、消費電力が少ない物であれば、もう少し使えそうでした。
キャンプにて電気を使って調理するなら、定格出力が大事!
スマホの充電や消費電力の小さいものを使うだけでは、ポータブル電源の良さを活かしきれません。
エラー表示について
定格出力電力を超えた家電を使おうとしたところ、もちろん使えなかったのですが
「OVERLOAD」と赤字で表示が出ていました。
他にも温度以上なら「TEMP」、出力ショートなら「SHORT」と表示されるようです。
使えない理由がわかると、故障かどうか判断しやすいので助かりますね。
EB55の良い点/悪い点
使ってみた感想は以下の通り。
500Wh前後の性能であることを考慮すると、デメリットはほとんど感じませんでした。
1泊のキャンプで使うポータブル電源なら、コスパ良く定格出力電力に優れたBLUETTIのEB55がおすすめです!
まとめ
安物買いの銭失いにはなりたくないし、大きいのは高額すぎる失敗したくない、そんなあなたにおすすめなのがBLUETTIのEB55。
コンパクトなのに高出力でキャンプにぴったりなんです。
キャンプで使うなら、容量と定格出力電力に注目して購入を検討してみてください。
大切なのは、ポータブル電源を何に使うかですよ!
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