キャンプ初心者がおしゃれキャンパーになるため、塗装に挑戦。
色あせたり、塗装が剥がれたコンテナボックスやクーラーボックスも塗装すればまだまだ使えますよ!
今回はDIY初心者が実際に塗装した結果や気がついたこと、失敗などをそれぞれお伝えしていきます。
コンテナボックスの塗装(道具と手順)
◯用意するもの
- 下地材
- 塗料(黒)
- 仕上げ材
- 紙やすり(細かめ)
- マスキングテープ
塗料など全てカインズで購入しました。
下地材は後述の、ミッチャクロンがおすすめです。
◯所要時間
2日(乾燥時間がほとんど)
コンテナボックスの塗装について
それでは、カインズで購入したコンテナボックスを塗装していきます。
今回はスプレーではなく、ペンキタイプを選びました。
満遍なく散布するため、横幅が長いローラーを用意することをお勧めします。
①分解
パーツごとに分解していきます。
持ち手とケース、蓋の3つに分けられました。
ここで細かく分解しておくと後の作業がかなり楽になります。
シールは剥がしておきましょう。
また、塗装しない場所はこの時点で、マスキングテープで保護しましょう。
②研磨
今回塗装していくのはケースと蓋の2種類です。
表面のコーティングを剥がす程度なので、細か目の紙やすりで研磨していきます。
③塗装が剥がれないための下地材
下地材を塗っていきます。
ローラーとブラシで塗っていきます。
薄く全体に伸ばしていくのがコツです。
④塗料散布
下地材が乾いたら、塗料を塗っていきます。
苦戦したのが、蓋の裏側。
仕切りが多く、角がとても塗りにくく、とても苦労しました。
⑤仕上げ材でコーティング
塗料が完全に乾燥したら、最後に仕上げ材を塗っていきます。
今回はつや消しタイプを使用。
マットな仕上がりを期待して購入しました。
最後に乾燥させて完成です!
完成
コンテナボックスはとても綺麗な黒色に仕上がりました。
コツは蓋の緑色がかなり明るいため、黒の塗料を2重で塗るとしっかり着色できますよ!
クーラーボックスの塗装について
今回塗装するクーラーボックスはキャンプゼロ。
ロトモールド製で厚みのある1層構造です。
素材はPP材(ポリプロピレン)で塗装難易度はとても高いです。
なお、今回は一度失敗して二倍の時間がかかっております。
①分解
持ち手とバンド、栓は塗装しないため取り外します。
取り外せるものは全て取り外した方が良さそうですね!
②マスキング
ステッカーと裏側の足をマスキングテープで保護します。
ギリギリのところまで保護しましたが、最後に縁を塗れば良いので、もう少し余裕を持って保護しても良かったかもしれません。
③研磨
下地材の足つけになるため、しっかり研磨します。
ここで研磨できていないと、後で下地からやり直しになります(体験談)
④塗装が剥がれないための下地材
PP材は表面がツルツルしており、並の塗装ではすぐに剥がれてしまうため、強力な下地材の使用をお勧めします。
コンテナボックスで使用した下地材はすぐ剥がれてしまったため、急遽強力な下地材を購入しました。
下地材としてお勧めしたいのがミッチャクロン。
PP材にも使える強力な下地材です。
今回はカインズで購入したミッチャクプライマーを使用しました。
時間に余裕がある方は、評価の高い「ミッチャクロン」を是非お試しください。
ミッチャクロンとは
密着の悪い亜鉛メッキ、アルミ、ステンレスなどの金属、プラスチックなどの樹脂面やガラス、クロムメッキ、焼付塗装面など、多種多様な素材に対しペーパー研ぎが不要で強力な密着力が得られます。
鉛やクロムなどの有害重金属を一切使用していない安全性の高いプライマーです。
染めQ株式会社公式HP
PP素材に対応していない下地材も多いので、下地材を選ぶ際は対応素材をご確認ください。
⑤黒塗料
しっかり、研磨と下地材を塗っておかないと塗料を弾いてしまいます。
実際、研磨が甘かったことと、下地材が弱かったことで全てやり直しになりました。
研磨と下地を全てやり直しました。
丁寧に塗装を行い、黒く染めることが出来ましたが、2時間もかかってしまいました。
⑥仕上げ
最後に仕上げ材を塗り乾燥させたら完成。
2〜3回塗ると強度が上がります。
完成
無事、完成することが出来ました。
色合いも品のある黒色で特に内蓋のロゴが浮かび上がるのがお気に入りです!
使用後及び失敗まとめ
キャンプで使用したあと、チェックしてみましたが、やはり内側は塗装が一部剥がれてしまいました。
保冷剤や食材が動いてしまったことが原因だと思います。
とはいえ、一部だけなので今後大きく剥がれるようであれば再度塗装をし直したいと思います。
まとめ
失敗を経験して塗装の難しさがよくわかりました。
みなさんは私と同じ失敗をしないように、勢いだけで塗装しないことをお勧めします。
コメント
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